過払い金返金請求の消滅時効は?

過払い金返金請求の消滅時効は?

過払い金の返金請求には消滅時効があります。過払い金返還請求権、不当利得返還請求権があるのは、10年間となっています。

 

つまり過払い金を返還してもらえる可能性があるのは10年以内です。

 

それ以上になると消滅時効となって、返還請求をする権利も返金を受け取る権利も失います。

 

時効が10年となったのは、昭和55年1月24日の最高裁の判決によります。

 

請求権の消滅時効期間は10年ですが、問題はその消滅時効がいつから進行するかです。

 

進行がいつからなのか、というのは、実は2通りの説があります。取引終了時から消滅時効が進行する「取引終了説」と、返済の時点から10年経過するたびに個別に時効で消滅していく「個別進行説」です。

 

取引終了説は完済から10年、個別進行説は過払い金が発生した時からそれぞれ10年、という説です。

 

消滅時効の進行開始時についてはこのように説が対立していたのですが、近年になってその決着がついたものとされています。

 

返金請求権の関わった裁判で、最高裁が取引終了時から消滅時効が進行する、との判決を相次いで出したからです。過払い金の請求を考えているならば、完済時が何年前であったかをチェックしましょう。